「厚生連労働組合の2025春闘」はこちらから

速報NO.1871 発行しました

速報

7月賞与および特別賞与をめぐり団体交渉
経営優先の姿勢では職員の疲弊は避けられない

 6月24日に厚生連労組は、組合本部執行部で7月賞与および継続協議中の特別賞与について、団体交渉を行いました。
 交渉冒頭、和田執行委員長は「賞与が大きく減額され、職員は本当に辛い思いをした。今年度の年間賞与2.6カ月の支給計画では到底良いとは言えない。昨年、理事長が約束をした最低3.0カ月の支給を目指し、職員の不安を払拭できるよう、事業運営に努めてもらいたい」と強く求めました。

特別賞与の支給基準の問題を指摘し組合と協議を行い決定したいと回答
 5月27日に行った組合本部四役での交渉に続き、現在の『病院の収支が黒字か赤字かで支給を判断する』制度では、施設によって支給されない、または、支給が非常に困難なケースがあるなど不公平な仕組みであると指摘し、特別賞与の支給基準の見直しを再度求めて、組合は、制度の問題点と改善策を具体的に示した申し入れ書を提出し、「制度運用前に必ず改善を図るべきだ」と主張しました。
 交渉で塚田理事長からは「特別賞与は良い制度と考えている」との発言がありましたが、これに対し交渉参加者からは「現場の実態を理解していない」、「ぜひ病院に来て実際の状況を見てもらいたい」との厳しい意見も出され、現場との感覚のズレが浮き彫りとなりました。
 会側からは、次回以降の特別賞与の支給基準について、組合と協議し決定するとの回答があり、一定の前進が見られました。

7月賞与は1.2カ月支給の回答
 7月賞与については、組合要求1.6カ月支給への上積み交渉を行いました。

(詳細は、速報紙面をご覧ください)

コメント