新年おめでとうございます
~止めるのは離職、進めるのは処遇改善~
あけましておめでとうございます。
日頃より、安心・安全な医療・介護の提供に尽力され、また組合活動にご理解とご協力をいただいている組合員のみなさんに、心より敬意と感謝を申し上げます。
2026年を迎えました。昨年、厚生連労組は第74回定期大会を開催し、「人を守ることが医療を守る」という信念のもと、組合員が安心して働き続けられる職場づくりと、地域に必要な医療・介護を守る運動方針を、全員で確認しました。
物価高騰が続き、実質賃金の低下が社会全体の課題となる中で、厚生連の現場では人員不足が深刻化し、職員一人ひとりの負担は限界に近づいています。
こうした状況を受け、組合は、春闘・秋闘を通じて、現場の声をもとに粘り強く交渉を重ねてきました。その結果、住宅手当の引き上げや中途採用者の経験年数換算率の改善など、長年求めてきた処遇改善が「一歩前進」しました。これは、組合員のみなさん一人ひとりの声と結集が、会を動かした大きな成果です。一方で、なお改善すべき課題は残されており、組合は引き続き粘り強く改善を求めていきます。
12月賞与交渉では、組合は一貫して「2.0カ月支給」を要求してきましたが、会の回答は1.4カ月にとどまり、妥結には至らず仮支給としました。交渉を通じて明らかになったのは、計画を上回る収支改善の多くが、欠員による人件費未執行の上に成り立っているという現実です。離職が続き、現場が疲弊する中で、削るべきは人件費ではなく「欠員と疲弊」です。離職防止と人材確保こそが最大の経営課題であり、地域医療を守るための前提条件です。組合は、年間賞与2.6カ月以上の確保を視野に、年度末に向けた継続協議を行うとともに、夜勤・拘束・転勤手当など労働条件改善の具体化を求め、引き続き取り組みを強めていきます。これらの課題に立ち向かう力の源は、組合員一人ひとりの結集です。声を上げ、現場の実態を共有し、同じ思いで行動することで、組合の力は発揮されます。
2026年が、組合員のみなさんにとって、少しでも安心して働き続けられる展望を切り開く一年となるよう、執行部一丸となって取り組んでいく決意です。
2026年は干支でいえば「午年」です。午年は、力強く前へ進み、物事が動き出す年といわれています。私たち厚生連労組も、現場の声を力に変え、立ち止まることなく、組合員の生活と地域医療を守るために、前へ前へと歩みを進めていきます。
組合員のみなさんのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。ともに力を合わせ、前へ進んでいきましょう。
新潟県厚生連労働組合
執行委員長 和田祐輔


コメント