☆12月賞与第2回団体交渉☆
組合が合意できる回答を示すことを求める
11月22日に12月賞与に関しての第2回団体交渉を行いました。
冒頭、塚田理事長は、12月賞与を含む年間賞与の大幅減額をせざるを得ないことに対して、改めて組合に理解を求めました。
和田委員長からは「12月賞与に関して、現時点で合意できることはなにもない。合意ができる提案を示すことを強く求める。また、改めて4月賞与交渉での理事長の発言には責任を持ち、年度の最後まで年間賞与の支給に向けて取り組んでもらいたい」とあいさつし、前回交渉以降、会で検討されたことについて回答を求め、参加者からは職場実態を踏まえた意見が出された。
ベースアップ評価料で処遇改善を図る一方で、賞与削減することの問題点を前回交渉でも指摘をしました。会には、改めて算定できなくなったからベースアップ評価料を取り下げるのではなく、取り下げなくても良いように事業を行うことが先であることを求め、会からは「まずは当該評価料の取り下げにならないようにする」の返答がされました。
※当該評価料は、賃金の改善を実施する項目以外の賃金項目(業績等に応じて変動するものを除く。)の水準を低下させてはならないと決められています。
4月賞与支給計画を「支給なし」と変更したことについて、今後の収支改善等の状況を見定めて、改めて春闘期に交渉を行うことを求め、会からは「交渉する」との返答があり、前回交渉から前進が見られた。
※給与規程で、賞与は年3回以上(4月・7月・12月)支給するとなっており、4月賞与を不支給とすることは規程に違反します。
離職防止対策として、前年の黒字病院で勤務する職員のみへの一律5万円の支給について、組合からは、①どの時点での在籍者を対象とするのか、②医師、管理職も含めた一律支給なのか、を問いましたが、会から明確な支給基準がまだ決められていないとの回答に、参加者からは「組合に提案する現時点で、詳細が決まっていないのは提案としてあまりにも雑すぎる」の指摘がされ、組合は再考を求めました。
(詳細は、速報紙面をご覧ください)
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