速報NO.1862 発行しました

速報

新年おめでとうございます
安心して働き続けられる職場環境の実現へ

 あけましておめでとうございます。
 安心安全な医療・介護の提供に日夜奮闘し、組合活動にご協力いただいている組合員のみなさんに敬意と感謝をいたします。
 2025年がスタートしました。厚生連労組は、組合員が安心して働き続けられるための賃金・労働条件・職場環境と地域に必要な医療・介護提供体制の確保を目指し、みなさんとともに取り組みをすすめていきます。
 さて、会は、昨年7月に今年度の当期利益金が60億円の赤字になることを公表し、9月には患者減少や診療報酬改定の影響等により赤字額は更に膨らみ、2025年4月には約3億円の運転資金が不足するとして、12月賞与を含む年間賞与計画の変更を盛り込んだ修正事業計画を策定し、経営改革をすすめるとしました。
 生活給でもある賞与の計画が年度の途中で変更されるような、安定しない経営状況では、組合員は安心して働くことができず、退職の引き金となることや採用減少といった人員確保にも大きな影響を及ぼしかねません。
 2024年秋闘の12月賞与交渉において、会は、1.0カ月回答を固辞するも4月賞与を含む年間賞与については継続交渉するとして、妥結せず仮支給を受けての継続交渉となっています。組合は、昨年4月の団体交渉で、塚田理事長が「今後3年間の年間賞与3.0カ月は保証する。計画を上回った分は労使協議する」としたことから、ストライキを中止しました。
 最低でもこの発言を守らせるべく、組合員の生活とこの先の厚生連を守るためにも、年間賞与の確保に向けて、闘争体制を視野に入れた取り組みを進めていきます。
 また、県内では、厚生連も関係する医療再編の議論がすすめられています。医療再編により組合員の雇用が失われないよう、地域の医療・介護を守る取り組みも進めなければなりません。
 そのためには、組合員1人ひとりの「力」が必要です。「力」とは、組合員全員が同じ気持ちを持って取り組むことで生まれます。
 今年の干支は『巳』ヘビです。ヘビは、脱皮を繰り返して成長することから変革や復活、再生のシンボルとされ、新たなステージへ進む好機の年といわれています。
 組合員のみなさんのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
 ともにがんばりましょう!

 新潟県厚生連労働組合 執行委員長 和田祐輔

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