2024年春闘 第1回団体交渉
会の考えは
職員ではなく計画達成が第一
3月25日に4月賞与に関する春闘第1回団体交渉を行い、厚生連労組と厚生連第一労組が、初めて合同で行った。
冒頭、和田委員長は、「今回の団体交渉を2つの組合が合同で行っている背景は、賞与含めて労働環境を良くしたいとの思いが一致したからだ。組合員は、これだけ頑張っていても、ボーナスが減らされるならと、退職を決断した組合員もいる。これ以上、賞与が減額され、仲間が減るようなことはあってはならない」と挨拶し、県労働委員会に争議行為の予告通知を提出し、4月19日の最終団交までに妥結に至らない場合は、第1波のストライキを行う事を伝え、強い決意で賞与交渉に取り組む姿勢を示した。
交渉では、今年度の収支見込の説明がされ、今年度年間計画▲32億円の当期利益金が、▲34億円になる見込みが示された。2月時点では▲40億円に達するとの懸念もあったが、赤字幅は大きく改善される見込みとなった。
4月賞与について、交渉参加者から理事者に考えを求めたが、「収支計画達成が第一で組織をなんとか継続していくことが大前提」との回答には、職場で頑張っている組合員に向けて理解をしてもらうための『丁寧な説明』とは遠くかけはなれていたことから、交渉参加者から「退職予備軍は大勢いる」、「労務倒産する」と語気を強めた発言がされた。
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