☆2024 年春闘速報☆
0.1カ月+一律2万円などを受けスト回避
賞与仮支給で継続交渉
4月19日に4月賞与に関する第3回交渉を行い、組合が要請し交渉は塚田理事長も出席して行われた。交渉では、前回交渉(4/16)で組合が求めた上積み回答に対して、一次回答の0.1カ月から一律1万円の上積み回答が、二次回答としてされた。
2023年決算見込みは、当期利益金▲32億4千万円計画に対し▲35億円となり、計画を2億6千万円乖離する決算が見込まれるが、二次回答の内容では、到底合意のできる回答ではなく、交渉参加者からは、厳しい職場実態と人材確保への不安が払しょくできない事が会に対しぶつけられた。
和田委員長は、会に対し予定通り指名ストライキ決行がやむを得ない回答内容である事を伝え、再考を求め一旦退席をした。
その後、再度の団体交渉を第一労組と合同で実施し、冒頭、塚田理事長より、厚生連労組が求めた再考に対し、三次回答として一律1万円の上積みをする回答があり、最終的に0.1カ月+一律2万円の回答がされた。
併せて、どれだけ経営が悪化しても、今後3年間の年間賞与3.0カ月を下回らない確約と収支計画を上回る分の労使協議、ベースアップ評価料を活用し会の持ち出しも含め一律手当支給を引き出した。
会からの三次回答を受け中央委員会を再開し、ストライキ実施、妥結の諾否を3時間にわたり協議した。
ストライキの配置を行い、今日まで取り組みを進め、これまで会の日程に沿った回答の判断や交渉日程を打破し、本来の労使交渉で決めるスタイルにし、賞与支給率に理解はできないが、三次回答まで引き出した事から4月22日のストライキは回避はするが、4月賞与回答と共に引き出した人員確保策の内容などが不明確なため、妥結を判断するには不十分なことから妥結はせず、会の仮支給を受け、交渉を継続し、不明確な点について回答を得たうえで、あらためて4月賞与の諾否について検討することを出席中央委員の全会一致で決定した。
また今回、行った仮払い闘争については、仮支給を受けることから行わず、会から賞与が仮支給される。
今後、組合では、本部執行部と組合本部が各支部で賞与交渉の経過等を説明するために順次説明会の開催を予定している。
(詳細は、速報紙面をご覧ください)
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